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内海のはっさく 

2009年02月19日_RIMG0405_convert_20090221012131

母方の実家のおじさんおばさんが、
畑のはっさくをたくさん送ってくださいました。

朝、従兄弟のまさくんと、おじさんとで畑にもぎに行き、
その足で箱に詰めて送ってくださったものだ。
これ以上ないくらい新鮮なはっさくで、
食べてみると、いかにもビタミン!という味がした。

転勤族のサラリーマン家庭に育った私は
都会だったり田舎だったり、いろんなところに住んだけど、
どこも、自然あふれる、という場所ではなかった。

それぞれの街で面白かったし、貴重な体験だ、と子供心に思っていたから
そういう引越し生活を寂しいと思ったこともないが、
「夏休み、内海に行こうか」と言われたときの嬉しさは、
もう、すごいものだった。
夏休み、内海に行くぞ、と言われると
それは、滞在中続く、海と山と虫と美味しいもののパラダイスの確約だった。

もう亡くなったが、おばあちゃんの作ってくれたピロシキや、
畑でおばあちゃんが育てて、とっておいてくれた、巨大なスイカ。
おじさん、おばさん、おじいちゃん。
従姉妹のみなちゃん、ゆみちゃん、まさくん。
田んぼを一周する散歩と野菜と沼と。
内海の海水浴場の海水浴。
内海にしかないアナゴの干物、ぬれせんべいの味。
門の手前にある大きな溝に降りたら捕まえられる沢蟹と、
田んぼに舞うシオカラトンボ。
庭のあじさいの木でとれる、カタツムリ。
はじめてみた、満点の星空は、内海の星空だった。
とにかく、楽しい想い出ばかりだ。

もう、だいぶ時間が経って、変わってしまったかもしれないけど
妹が、内海に遊びに行きたいね、とポツリとあたしに言った。
あたしは、そうだね、と応えた。
妹は亡くなった母親に面影がよく似ていて、だから、妹が内海の話をすると
母が帰りたいと言っているような気がして、
今会話を交わしているのは誰なのか、と奇妙な気がすることがある。

妹と話をしていると、同じものを見てきたから通じる話があるし
そういうことを思いながら妹を見ると、
こいつ、生まれてくれて、生きてて今となりにいてくれて、よかったな、と
思ったりするのだ。

あたしと妹とで分けるには多いので、
ご近所の、あたしを太尊を可愛がってくれる、
街の人たちに配って回った。
みんな、実家でとれた、無農薬のはっさくです、というと
本当に喜んで受け取ってくれた。
この、みんなの笑顔は、はっさくを送ってくれた
おじさんとおばさんとまさくんがあたしにくれたものだ。

店が忙しくて、まだお礼の電話ができていない。
明日、絶対かけるけど、このブログをたまに読んでくれている、
おじさんたちに、文章で先に伝えたい、と思う。

いつも、気にかけてくださって、ありがとうございます!


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