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飛び立つ日 

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今年、初めてうちの店の軒先にツバメが巣を作った。

一緒に暮らしてみてわかったんだけど、
孵化してすぐのツバメの子は鳴かず、ちょっと大きくなってくると
ピヨピヨじゃなくてジヨジヨと鳴くのだ。
小さくて、カラスに狙われたらひとたまりもなさそうな稚さだ。

夜中まで鳴きつづけるし、親ツバメは
こんなとき出て行っても餌なんかないだろうに、と思うような
台風みたいな大雨の日でも餌を取りに飛んで出て、
何か知らないけどついばんで帰ってくる。
3羽生まれた子供たちのどれかの口に突っ込んで、
一片の迷いもなく、またすぐ出て行く。毎日毎日、その繰り返し。

半月もすると、成長したツバメの子は、もう親と変わらない大きさだ。
みっつの頭が巣からのぞいていて、きついらしくて、
巣から身体をはみださせている子もいる。
でっかくなったツバメの子を見ていると、さっさと飛びたたんか、と
思ったりする。親鳥は相変らずでっかい子供に餌を運んでくるのだ。

そして子ツバメが飛び立つ日がきた。

店の目の前の電線につかまるのだが、へったくそで落ちそうになる。
自転車にはじめて乗る子供みたいだと思った。
でも、落ちることはない。一生懸命バランスをとって、なんとかつかまっている。

これから自分で生きていかなきゃなんないんだな、がんばれよ、と
思ったら、親ツバメがヒューッと飛んできて子供に虫を届けていた。
巣立っても、親は親、心配してるんだな、といじらしくなった。

・・・にしても、過保護なんだな、意外と。

子供が飛び立って、親ツバメも来なくなった。
暑いからもっと涼しい土地に飛んでいったんだろう。

来年も来ると良いな。


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